大間々博物館の本館は、大正10年に建てられた旧大間々銀行の本店営業所で、現存する銀行建築としては県下で三番目に古いものです。
大間々銀行は、明治10年に設立された大間々生産会社を前身として、明治16年に開業した群馬県で最初の私立銀行です。この銀行の建物は木造二階建て寄棟造りの洋風建築で、木造の骨組みに大谷石を積み外側にレンガ風タイルを張った木骨石積タイル張り工法で造られています。窓周りや軒周りなどには御影石が効果的に用いられ、建物全体として大正ロマンの様式美をかもし出しています。当時最先端のモダンな外観とともに内部装飾の保存状態も良く、近代社会成立期における大間々地域の活発な経済活動の繁栄ぶりを伝えています。
大間々銀行は、その後、戦時体制下における政府の一県一行政策により合併し、群馬大同銀行(現在の群馬銀行)大間々支店になりました。昭和61年同支店の移転に伴い、建物の保存と有効活用を図る目的で旧大間々町が建物と敷地を購入しました。この様な経緯を経て、昭和63年に大間々周辺の自然・歴史・民俗を展示する博物館として開館しました。平成7年には貴重な近代遺産としてみどり市の重要文化財に指定されました。(みどり市資料より)
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県みどり市大間々町大間々1030 |
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お問合せ先 | みどり市大間々博物館(コノドント館) |
電話番号 | 0277-73-4123 |
料金 | 観覧料 一般 200円/小中学生 50円 (団体一般 160円/小中学生 30円) |
時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、その他臨時の休館日 |
駐車場 | |
トイレ | あり |
自販機 | |
売店 | |
その他 |