禅定院の宝篋印塔は、参道入口に建ち高さ3.5メートルある白沢地区内の代表的な宝篋印塔です。銘文によると廻国供養の意をなし、明和4年(1767年)10月に群馬郡佐野村大心によって建てられています。
宝篋印塔の名称は宝篋印陀羅尼(宝篋印心咒経=ほうきょういんしんじゅきょう)経を納めたことによるもので、他のものを納めていても宝篋印塔と呼び、本来的には、基礎に宝篋印心咒経の文字が刻まれています。宝篋印塔は、減罪や延命などの利益から、死後に供養する「追善」、生前にあらかじめ供養をすませる「逆修」の供養塔、墓碑塔として鎌倉期以降造立されるようになりました。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県沼田市白沢町尾合917-2 |
---|---|
お問合せ先 | 天台宗 禅定院 |
電話番号 | 0278-53-2555 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 |