浅間山古墳 国指定史跡(高崎市)

国指定史跡「浅間山古墳」(高崎市)

高崎市の浅間山古墳は、烏川左岸の段丘上にある全長171.5メートルの前方後円墳で、国の史跡に指定されています。

墳丘周辺には盾形の周掘(内堀)がめぐり、内堀の外周には葺石(古墳の墳丘斜面に敷かれた石)を持つ中堤が築かれ、その外側に周掘(外堀)がめぐっていたことが確認されています。内堀の幅は前方部全面で30.8メートルを計測し、外堀の幅は56~65メートルであったと考えられています。

後円部の直径は105メートルで高さは14.1メートル、前方部の長さは66.3メートル、高さは5.5mあり、築造年代は墳丘の形状、盾形周掘の存在や埴輪の特徴などから四世紀末から五世紀初頭と考えられています。墳丘からは、円筒埴輪の破片、ヒレ付円筒埴輪や盾、靫(ゆぎ=矢を入れた武具の一種)などの埴輪が発見されています。

観光地・施設情報

所在地群馬県高崎市倉賀野町323ほか
お問合せ先高崎市役所 教育委員会教育部 文化財保護課
電話番号027-321-1292
料金なし
時間常時
定休日常時
駐車場なし
トイレなし
自販機
売店
その他

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