館林城鐘は、寛文13年(1673年)、館林城主 徳川綱吉が城内をはじめ城下へ時を知らせるために下野天命(現在の栃木県佐野市)の鋳物氏長谷川次郎左衛門藤原勝重に鋳造させた城鐘(じょうしょう)です。
城鐘の大きさは、口径75センチ、重さ540キログラムを測り、駒の爪や撞木座、上部のツバ、下帯の文様などに江戸時代の巨鐘の特徴を示しています。
この城鐘は、綱吉の後を継いで館林城主となった綱吉の子徳松丸が、天和3年(1683年)に死去し、館林城が一時廃城となった際に、城鐘が不要となったことから、当時時報係をつとめていた縁故で応声寺に下げ渡されました。
■参考・転載:館林市誌ほか
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県館林市西本町2-50 |
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お問合せ先 | 応声寺 |
電話番号 | 0276-72-3207 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり、応声寺参拝者駐車場 |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 |