伊香保関所(伊香保口留番所)は、寛永8年(1631年)幕府の命によりこの地に設置された関所を復元したもので、当時の関所は間口五間、奥行三間の約15坪の藁葺屋根の建物で、周囲に木棚が巡らされ、東西に門扉が設けられていました。
当時高崎より渋川、北牧、中山を経て越後に至る三国往還にあった杢ケ橋関所が、吾妻川の増水で通行できない事もあり、渋川から伊香保、中之条を経て中山宿へ至る三国街道の裏往還が利用され、また湯治に訪れる人たちの往来も多く、その要所として伊香保関所(伊香保口留番所)が設置され役割を果たしていました。
関所は番役人として伊香保の大屋2名(年番)、下番2名の計4名が勤め、明治2年の新政府誕生と共に関所廃止令によって閉所となる間、約238年にわたって役割を果たしました。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保34 |
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お問合せ先 | 渋川伊香保温泉観光協会 |
電話番号 | 0279-72-3151 |
料金 | 無料 |
時間 | 9時~17時(11月~3月は9時~16時30分まで) |
定休日 | 第2・第4火曜日 |
駐車場 | 市営駐車場利用(駐車場から徒歩) |
トイレ | あり |
自販機 | あり |
売店 | あり |
その他 | 【アクセス】 ■電車利用
※上記は伊香保温泉へのアクセス ※トイレ、自販機、売店等は石段周辺各所に |