伊香保神社(渋川市)

伊香保神社

伊香保温泉のシンボルとして信仰される伊香保神社は石段街を登り詰めた場所にあります。富岡市の貫前神社、赤城の赤城神社とともに上野国三ノ宮として親しまれた由緒ある神社です。

伊香保神社は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭神とし、縁結び、子宝・安産、子育て、商売繁盛、健康、農業といった種々の御利益があり(少彦名命は温泉や医療の神)、温泉客のみならず多くの人が参拝しています。

少々、いや結構辛い伊香保の365段の石段、そこを登り詰めた先にある伊香保神社だからこそありがたいご利益を得られるそう。

高山彦九郎腰掛の石と芭蕉句碑

高山彦九郎腰掛の石と芭蕉句碑

伊香保神社の境内には、延享4年(1747年)上野国新田郡細谷村(現在の群馬県太田市細谷)で郷士高山良左衛門正教の二男として生まれた高山彦九郎が伊香保神社に参拝し、腰掛け日記を付けたといわれる石があります。彦九郎は、江戸時代後期の尊皇思想家で大旅行家でもあり全国各地を歩いて和歌をつくり酒を好んだと云います。京都で親身になって世話をしてくれた大島芙蓉(印章の篆刻家)に頼まれ大島氏の系譜を調べるため訪れた際、伊香保神社に参拝したと云われています。

腰掛け石の傍らには、安永7年(白眼臺)雪才建立銘のある芭蕉句碑もあります。

観光地・施設情報

所在地渋川市伊香保町伊香保1
お問合せ先伊香保神社
電話番号0279-72-2351
料金なし
時間常時
定休日なし
駐車場伊香保の石段下市営駐車場等利用
トイレ
自販機
売店
その他

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