貫前神社は、富岡市の小高い山に建つ社で、大鳥居のある参道を登って総門を潜ると下り石段となる全国的にも珍しい日本三大下り宮の一つです。貫前神社の創建は古く、安閑天皇の元年(531年)に物部姓磯部氏が氏神である経津主神を祭り、当地に社を定めたことにはじまと云われています。
本殿・拝殿・楼門
本殿・拝殿・楼門は江戸幕府3代将軍徳川家光の再建で、5代将軍徳川綱吉のよって大がかりな修理が行われ今日に至っています。本殿・拝殿・楼門は国の重要文化財に指定される華麗で見事な造りとなっています。
貫前神社唐銅製燈籠
総門前の貫前神社唐銅製燈籠(からがねせいとうろう)は高さ約395センチメートルの一対の銅製燈籠で、慶応元年(1865年)に製作され、慶応2年にここに建てられました。
燈籠の基礎部と竿部の間に、燈籠建立の際の献納者名・居住地、献納額が二段に刻まれています。献納者の人数は合計で1544名、献納額は総額4790両にものぼり、地元の養蚕家以外にも各地の生糸・絹商人が献納したことが分かります。7年後に開業した富岡製糸工場の先駆的記念碑ともいえる貴重な文化財として富岡市の重要文化財に指定されています。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県富岡市一ノ宮1535 |
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お問合せ先 | 一之宮貫前神社社務所 |
電話番号 | 0274-62-2009 |
料金 | 無料(宝物館入館料は大人300円/高校生以下100円) |
時間 | 社務所 8時~17時 宝物館開館時間 10時~15時 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 | 【アクセス】 ■車利用
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