富田の宝塔は、輝石安山岩製で、総高205.9cmの相輪・笠石・塔身・基礎からなり、室町時代始めの頃の特徴を示しています。
相輪(相輪とは宝塔の屋外(または笠)の最上部の突き出た部分)は、上から宝珠、竜車、九輪、請花・伏鉢、露盤と呼ばれ、請花には蓮弁が陰刻されています。投信は、上部が太く、下部にいくにしたがって細くなる亀型となっています。
かつては、赤城山南麓地域に多く分布すると言われ「赤城塔」と呼ばれてきましたが、榛名山麓にも同型のものがあることから宝塔と呼んでいます。この地域では同様の宝塔が二宮赤城神社にもあります。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県前橋市富田町33 |
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お問合せ先 | 前橋市教育委員会 文化財保護課 |
電話番号 | 027-224-1111 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 |