黒滝山不動寺(村指定史跡)は、標高870mの黒滝山に建つ山岳信仰の霊場で、高源元泉和尚を山主に延宝3年(1675年)潮音道海禅師が中興開山し、禅堂、大雄宝殿、山門など禅林としての堂宇を整えました。本尊は、行基作と伝えられている金躰不動明王と元禄7年(1694年)に寄進された釈迦如来(釈迦三尊仏)で、元禄6年(1693年)には、当寺を本山とする黄檗宗黒滝派(潮音派)の末寺、支院末庵は200余を数えました。
黒滝山不動寺開山堂
開山堂には開山潮音禅師の寿像、開基の像とともに江戸幕府第5代将軍 徳川綱吉嫡男の徳松(2歳で家督を継ぎ館林藩主に)、佐賀藩主鍋島光茂・綱茂など数多くの位牌が安置されています。
黒滝山不動寺の大杉(県指定天然記念物)
黒滝山不動寺の大杉は、高さ約41メートル、根回り10メートル(目通り6.6メートル)あり、境内の林の代表的な巨木で山門手前の参道にあります。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県甘楽郡南牧村大字大塩沢1266 |
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お問合せ先 | 黒瀧山不動寺 |
電話番号 | 0274-87-3037 |
料金 | 参拝見学無料(祈祷等は除く) 座禅:一人1000円(2名から要予約) |
時間 | 8:00~16:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 | 駐車場は県道202号線途中にあり、県道終点までの車の乗り入れは要確認。県道は道幅が狭いので走行に注意してください |