八木沢清水縄文時代住居跡は、昭和52年8月からの本格的な調査の結果、縄文時代から弥生・古墳時代におよぶ住居跡、土坑などの遺構や土器、石器などの遺物が確認されています。
特に、地表下約1.5メートル、関東ローム層(赤土)上面で発見された住居は縄文時代草創期後半(約6000年~8000年前)のもので、群馬県内初の発見例とされています。この住居跡は直径4.5~5メートルの楕円形で、深さは傾斜面に建てられているため、南側で14センチ、北側で40センチになり、床面は中央部が若干低く壁に向かって徐々に高くなっています。
柱穴と思われる直径16~26センチ、深さ13~40センチの穴が16個見つかりましたが、その配列に規則性はありません。また、住居跡からは燃糸文と押型文とよばれる土器と石器も出土していますが、炉と思われる施設や焼けた土の痕跡はありませんでした。
参考・転載:群馬県教育委員会資料より
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県渋川市小野子756-3 |
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お問合せ先 | 渋川市役所 文化財保護課 |
電話番号 | 0279-52-2102 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | なし |
駐車場 | 駐車可能なスペースあり |
トイレ | なし |
自販機 | |
売店 | |
その他 |