平塚赤城神社は、鎌倉時代に新田氏の家臣渋沢氏が赤城大明神を氏神として祀ったとされ、永禄12年(1569年)に社殿を造営したとされています(神社由緒)。現在の本殿は、銘文から嘉永6年(1853年)に造営されたと考えられ、笠間稲荷本殿等の造営で知られる名工 弥勒寺音次郎(みろくじおとじろう)・音八(おとはち)の手によるものと考えられています。
社殿は、一間社流造銅板葺で、本殿は拝殿から離れ、拝殿の後ろに少し高い石檀を築き、大谷石の玉垣をめぐらした中に鎮座しています。玉垣の中には切石の段が設けられ、そこに高く浜床を置いています。
赤城神社本殿彫刻は、向拝の八方ににらみの龍や脇障子西側の羽目板にみられる赤壁高士舟遊(せきへきこうしせんゆう)、東側の虎渓三笑をはじめ、腰組の唐児掘り(からこぼり)等、名工の見事な彫刻が随所に見られます。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県伊勢崎市境平塚1163-1 |
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お問合せ先 | 伊勢崎市教育部 文化財保護課(※文化財に関してのみ) |
電話番号 | 0270-63-3636 |
料金 | なし |
時間 | 常時 ただし、本殿彫刻の一般公開は行っていません。本殿保護のための覆屋のガラス越し、または隙間から彫刻の一部を見学できます。 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
自販機 | なし |
売店 | なし |
その他 |
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