保渡田古墳群は広さ12.9ヘクタールの上毛野はにわの里公園にあり、井出二子山古墳、保渡田八幡塚古墳、保渡田薬師塚古墳からなる国指定史跡です。保渡田古墳群は5世紀後半から6世紀はじめにかけて造られた大型前方後円墳で、約30年の間に二子山古墳、八幡塚古墳、薬師塚古墳の順に造られました。
この園内には古墳群のほか「かみつけの里博物館」「土屋文明記念文学館」もあります。
井出二子山古墳(国指定史跡)
保渡田古墳群で最初に造られた二子山古墳は、墳丘長108メートルの前方後円墳で、まわりに内堀と外堀を巡らしています。外堀を含めた総長は213メートルあり、墓域の面積は約3万平方メートルと広大。内堀の中には円形の中島(祭祀場)が4つ存在しています。
古墳からは多量の埴輪片が発掘され、数千本の円筒埴輪が墳丘や内堤、外堤に並べられていたと推定されています。器財、家、人物、動物をかたどった形象埴輪の破片などもみられました。
保渡田八幡塚古墳(国指定史跡)
八幡塚古墳は築造時の姿に復元されたものです。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県高崎市保渡田町2000-1 |
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お問合せ先 | かみつけの里博物館 |
電話番号 | 027-373-8880 |
料金 | 公園内の古墳群の見学は無料です。 かみつけの里博物館内の観覧は入館料がかかります。 |
時間 | 公園内の古墳群の見学は常時 八幡塚古墳の石棺展示室は9時30分から16時30分まで(かみつけの里博物館休館日は閉鎖) |
定休日 | |
駐車場 | かみつけの里博物館駐車場利用(無料) |
トイレ | あり |
自販機 | |
売店 | |
その他 |
■車
■電車・バス
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