福島泰蔵大尉の墓(伊勢崎市)

福島泰蔵大尉の墓

福島泰蔵(1866年~1905年)は、境平塚の船問屋に生まれ、二十歳になって陸軍教導団に入隊し、その後、明治31年(1898年)に大尉に任官しました。

明治35年(1902年)1月、福島率いる弘前歩兵第三十一連隊37人は弘前を出発し、吹雪の極寒の八甲田山を死傷者なく11日間で踏破し雪中行軍を成し遂げました。この快挙は、日露戦争を間近に控えて、一方の青森歩兵第五連隊の八甲田山での遭難が世に出るのを恐れた軍部に封印されました。この事は後に新田次郎の小説で有名となりました。

その後、福島は日露戦争に派遣され、明治38年(1905年)に戦死しました。遺言により故郷平塚の利根川河畔に墓が建てられました。

■参考資料:例幣街道まちづくり会議資料より

観光地・施設情報

所在地群馬県伊勢崎市境平塚1080 天人寺
お問合せ先
電話番号
料金なし
時間常時
定休日なし
駐車場駐車スペースあり
トイレ
自販機
売店
その他

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