堀越塚古墳は、白石古墳群の中野下郷支群に占地します。道路拡幅工事により発掘調査が行われ、二段築成の円墳であることや葺石が確認されました。

墳丘の大きさは径25メートル、高さ2.5メートルで、主体部は南西方向に開口する横穴式石室です。石室は玄室以外は欠失しています。玄室の大きさは全長4.4メートル、奥壁幅2.52メートル、奥壁高2.18メートルあります。平面形は、徳利型を呈しています。

副葬品は不明ですが、石室の構造などから7世紀初頭に造られたものと考えられています。

■藤岡市教育委員会資料参考

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