新田義重は、義季(新田義重の二男または四男とも)を特に愛したといい、夫人と共にこの地にあった館で晩年を送り、没後邸内に葬られたと伝えられています。古来よりこの一郭は、義重夫妻の墓所と伝えられ、徳川幕府により特別に保護されてきました。
宝塔は、凝灰岩製で、相輪上部は欠失し、屋蓋(おくがい)は3個破損し鉄箍(かなたが)が巻いてあるが、塔身・基礎の状態は良く、現存部分の高さが140cmと往時をしのぶことができます。傍らの塔も凝灰岩製で、基礎のみが残り、宝塔と同じ時代に造られた塔と考えられています。
昭和45年の墓地整備の際、宝塔と他の基礎の下から1個ずつ四耳壺の灰ゆう陶器が出土し、火葬骨で満ちていて、遺骨は、塔下に埋葬されました。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県太田市徳川町388-6 |
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お問合せ先 | 太田市観光協会(太田市役所商業観光課) |
電話番号 | 0276-47-1111 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | 常時 |
駐車場 | なし(縁切寺満徳寺駐車場を利用) |
トイレ | なし |
自販機 | なし |
売店 | なし |
その他 | 縁切寺満徳寺(資料館)の駆け込み門に面した道路を北側に進み、約100mほど歩いたところにあり |