上泉城は、桃ノ木川と藤沢川の合流地点に築かれた城で、赤城南麓地帯を領有していた大胡氏の一族「上泉氏」が居城としていた。剣聖として有名で新陰流の祖「上泉伊勢守信綱」は、永正5年(1508)にこの城で生まれたと云われいます。新陰流は、柳生但馬守宗厳(石舟斎)などに伝えられたとされる。
現在は、本丸跡も「郷蔵」があり、二の丸跡には上泉町自治会館が建っています。 群馬県指定史跡に登録されている郷蔵は、天災や飢餓などの非常時に備えて麦などの穀物を貯える目的として、江戸時代の寛政8年(1796)に前橋藩の貯穀令により建てられた土蔵。上野国内の郷蔵が明治以降本来の目的以外に利用されたり、姿を失うものが多かったが、この郷蔵は、明治42年(1909)までその目的で使われていました。
■郷蔵 附上泉古文書(群馬県指定史跡)
上泉郷蔵
上泉城本丸跡
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県前橋市上泉町1168 |
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お問合せ先 | |
電話番号 | |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | 常時 |
駐車場 | 上泉町自治会館駐車場利用 |
トイレ | あり |
自販機 | なし |
売店 | なし |
その他 |