岡上次郎兵衛景能は、埼玉県児玉郡高柳村に生まれ、父景親の後を受け寛文2年(1662年)将軍家綱の時に、幕命により笠懸野に陣屋を築き代官として移住しました。岡上景能は、生来剛直、淡白で国のため、人のためならば世論に関せずただ実行に命をかけても遂行する開拓人であったといいます。
当時原野であった笠懸野は、水利が悪く耕作できない荒れ果てた土地であったといい、水を灌がいするために渡良瀬川より水を引き、寛永12年(1672年)から10年以上費やし岡登用水堀を完成させた。用水路の長さは24kmにも達し荒野に農耕が可能となったものの、心無き人々の悪口や同僚官吏の嫉妬などで幕府に召喚され貞享4年(1687年)12月に切腹を言いわたされ自害した。その後、生前の功労により大正4年11月に従五位を追贈された。
岡上景能は、足尾銅山奉行も務め、銅を運搬する足尾銅山街道(あかがねかいどう)を整備し、大原宿(太田市大原町)も設置しました。
国瑞寺(こくずいじ)山門
国瑞寺本堂
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県みどり市笠懸町阿左美1616 |
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お問合せ先 | みどり市役所 教育部文化財課 |
電話番号 | 0277-76-1933 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | 常時 |
駐車場 | あり 国瑞寺参拝者駐車場 |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 | 国瑞寺 Tel:0277-76-2292 |
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