円福寺は室町時代に那波教元の開基によって創建されたと伝えられる寺で、寺域は那波城の出城であった富塚城の一部と考えられています。
境内墓地内には中世の宝篋印塔が数基あり、その内二基が伊勢崎市の重要文化財に指定されています。この二基ともほぼ原型をとどめ、北側の一基は「勝巌塔」、もう一基(南側)は「喜阿宗秀」を判別することができ、それぞれ基礎部の反花や屋蓋部の馬耳突起などの彫刻から室町時代後期のものとされています。
那波教元の法号が勝巌であるため、勝巌塔が教元の墓(上写真の左)と伝えられています。
富塚円福寺本堂
伊勢崎佐波観音霊場第五番
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県伊勢崎市富塚町2337 |
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お問合せ先 | 伊勢崎市教育委員会 文化財保護課 |
電話番号 | 0270-63-3636 |
料金 | なし |
時間 | 常時、ただし常識の時間帯で |
定休日 | 常時 |
駐車場 | あり |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 |