高草木家は、旧銅山街道に面した場所にあり、この地域の名主や花輪宿の銅問屋を務めた家で、先祖は草木城主 高草木筑前守高常と云われています。高草木家住宅の主屋は、木造2階建の桁行10間、梁間6間半の切妻造桟瓦葺で、1階南面中央に貴賓客を迎える式台、西に中座敷と奥座敷を構える建物で国の登録有形文化財に指定されています。
高草木家主屋の前には、足尾銅山で採掘した銅を一時保管した御用銅蔵(みどり市指定重要文化財)が現存し、主屋後方の敷地には、安山岩製の小祠6基が並ぶ稲荷社(国登録有形文化財)もあります。稲荷社の1基は弘化2年(1845年)伏見稲荷から分祠された事を示す古文書も残る。
高草木家の御用銅蔵
足尾銅山は慶長15年(1610年)に発見され、採掘した銅は銅山街道各宿場の御用銅問屋を継ぎ人馬で利根川まで運ばれ、舟で江戸に運ばれました。花輪宿にあった高草木家の御用銅蔵は一時的に銅を保管する蔵としての役目を果たした。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県みどり市東町花輪92 |
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お問合せ先 | みどり市役所 教育部文化財課 |
電話番号 | 0277-76-1933 |
料金 | なし |
時間 | 住人の方がお住まいになられていますので、住人の方に許可を得て敷地内に立ち入ってください。県道345号線に面しており県道からも蔵の一部をご覧になれます。 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
自販機 | なし |
売店 | なし |
その他 |