上西根の五輪塔は、疑灰岩製で総高131センチメートルと比較的小型ながら欠損部分が少なく原形をそのまま今日に伝えています。五輪塔とは、空・風・火・水・地を宇宙の生成要素と説く仏教思想に基づくもので、五つの部分から形成されています。
上西根の五輪塔は、石材や形態および彫刻の特徴などから造立年代は鎌倉時代末期(十四世紀前半)と推定されています。この付近は、下植木七屋敷の一つである三蔵院屋敷跡と伝えられ、凝灰岩の石塔や宝塔などの残欠が多数散見され、当時、仏教信仰の篤い地域であったことが知られています。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県伊勢崎市鹿島町155-1 |
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料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし |
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