滝沢古墳は、下野田の滝沢川右岸にありましたが、関越自動車道の路線にかかるため発掘調査後、現在地に築造当初の形に推定復元したものです。
墳丘は直径12メートル、高さ2メートルほどの小円墳で、高さ1メートルの付け基壇を有し、石室前には台形に開く前庭があります。墳丘の表面には軽石や川原石を用いた葺石があり、周囲には浅い堀が存在しました。
埋葬主体部は、全長5.5メートル、玄室長2.7メートル、玄室幅1.8メートルの横穴式両袖型石室で、側壁下半部には浮石室角閃石安山岩、上半部には硬質安山岩を配する乱石積となっています。壁石の一部はノミで削られ、玄室入口には切石の玄門があります。
古墳の年代は、石材の加工技術や構築法などから7世紀と考えられています。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県北群馬郡吉岡町下野田559 |
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お問合せ先 | 吉岡町教育委員会事務局 生涯学習室 |
電話番号 | 0279-54-3111 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | なし |
駐車場 | 吉岡町役場駐車場利用 |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 |