善昌寺の五輪塔群は、本堂裏にあり、新田義貞の首塚といわれる五輪塔があります。
善昌寺の五輪塔群
新田義貞は、越前藤島の合戦で無念の最後をとげ、その首級を桃井次郎が密かに持ち帰って重臣の船田長門守善昌に預けました。善昌は、主君の首級を手厚く葬り、供養のためこの寺で生涯を終えたといわれています。
五輪塔群は凝灰岩製のものが多い中で、周囲のものよりひときわ大きい安山岩製のものが新田義貞の首塚といわれています。首塚とされる五輪塔の高さは2.1メートルで、鎌倉時代の特徴が見受けられます。以前、この直下から白磁の壺が発見されたといわれています。
新光太平山妙珠院 善昌寺
善昌寺は、大同元年(806年)伝教大師 最澄が上野へ下向の際、先達であった宥海によって創建され大同寺と称したとされています。その後に船田長門守善昌にちなみ善昌寺と称するようになりました。
善昌寺峯薬師堂
善昌寺峯薬師堂は善昌寺から南東の方向にあります。
■参考資料:桐生市教育委員会資料
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県桐生市新里町新川2728 |
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お問合せ先 | 新光太平山妙珠院 善昌寺 |
電話番号 | 0277-74-3697 |
料金 | なし |
時間 | 常時 |
定休日 | |
駐車場 | あり |
トイレ | |
自販機 | |
売店 | |
その他 |