中塚古墳 県指定史跡(桐生市)

中塚古墳

中塚古墳は、標高約200メートルの丘陵性台地上に立地し、直径約37メートルで周掘をめぐらす円墳です。墳丘は約5メートルでまわりが削られ、石室は以前から開口されていたため出土遺物については一切不明です。

安山岩の精巧な截石切組積による横穴式両袖型石室で羨門(せんもん)・玄門を備え、古墳時代末期(7世紀後半)の構築とされています。

羨道の幅は1.31メートル、長さは左側が3.1メートル、右側が3.14メートルで、玄門の幅は1.02メートル、玄室中央の幅は1.76メートル、長さは左側が4.16メートル、右側が4.17メートルで、全長7.67メートルあります。この中塚古墳はこの付近一帯を支配した権力者 新川臣の墳墓と考えられています。

観光地・施設情報

所在地群馬県桐生市新里町新川2592-3
お問合せ先桐生市教育委員会教育部 文化財保護課
電話番号0277-46-1111
料金なし
時間常時
定休日
駐車場なし
トイレ
自販機
売店
その他

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