連取のマツは享保2年(1717年)に植えられたクロマツで、「笠松」または「天神松」と呼ばれています。
連取のマツは、江戸時代、この地方は旗本駒井氏の領地で、代官の飯島一覚が現在地の南方にある韮塚町の諏訪の原から移植したものと伝えられています。
樹齢は約300年とされ、樹高は5メートル、目通り周は4メートル、枝張りは東西・南北に約33メートルで、その姿は雄大です。
連取の菅原神社
菅原神社は伝承によれば、元応元年(1319年)、日照りで困窮した農民が北野天満宮に祈願したところ、たちまち雷雨が発生し五穀が蘇えったので、名主の飯島氏が北野天満宮の分霊を勧請し「天神社」を創建したと伝えられています。しかし、その時期に連取村はまだ存在していない事から、村が誕生した16世紀後半頃に勧請されたと推定されています。
旗本の駒井氏が連取村の領主となると当神社を厚く崇敬したといい、伊勢崎藩主の酒井忠強がお国入りの際にも参詣したことが記録に残されているといいます。
享保13年(1728年)に正一位天満宮となり、嘉永4年(1851年)に現在の社殿が当地の氏子によって建立されました。
観光地・施設情報
所在地 | 群馬県伊勢崎市連取町591 菅原神社 |
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料金 | なし |
時間 | 常時 |
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駐車場 | 連取町集会場横に駐車場あり |
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