さざえ堂 群馬県指定重要文化財(太田市)

太田市 さざえ堂

さざえ堂は、新田氏の始祖新田義重が京都からの養姫(祥寿姫)の菩提を弔うために建立したと伝えられる祥寿山曹源寺の本堂で、寛政5年4月(1793)の火災の後に再建されたものです。

構造は、江戸本所五ッ目の名刹天恩山羅漢寺の「三匝堂(さんそうどう)」の構造を継承し、京都吉田家門下で龍舞出身の棟梁 町田兵部栄清により建立されたもの。(さざえ堂は、上州太田七福神「布袋尊」。)

太田市 さざえ堂 山門

本尊(魚藍観音)を中心にしてその回りを右回りで三回巡ると、自然と元の位置にもどって礼拝できるような構造となっていて、古いインドの礼拝の形式「右繞三匝(うにょうさんそう)を建築物にした極めて貴重な建物です。

埼玉県本庄市 百体観音堂 このさざえ堂は、埼玉県本庄市(旧児玉町)の成身院、福島会津若松市の正宗寺のさざえ堂と合わせて、日本三さざえ堂と言われています。

■左写真:埼玉県本庄市 百体観音堂(成身院 さざえ堂)

観光地・施設情報

所在地群馬県太田市東今泉165
お問合せ先太田市観光協会(太田市役所商業観光課)
電話番号0276-47-1111
料金拝観料 300円
時間10:00~15:00
定休日不定休
駐車場あり
トイレあり
自販機なし
売店なし
その他

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さざえ堂 群馬県指定重要文化財(太田市) への口コミ 1件

  1. miru より:

    若い頃から行ってみたかった、さざえ堂。今年の夏、娘の就活で、近くの会社に送って行った待ち時間に 寄ってみました。会社を地図で調べた時、さざえ堂が・・・。
     実家に近いので、七福神めぐりのお誘いなどあったのですが なかなか行けず、どんな建物なのか興味がありました。
     今年は 8月の初旬に すでに オミナエシが沢山咲いてました。

    トイレは 山門の外にきちんとしたものがあります。
    蝉しぐれが 凄かったです。

     ただ道路端の看板が分かりづらく通り越してしまいました。道路からお寺は見えず 細い道を入ります。50号桐生バイパスを北上し 只上
    西の信号を左折 316号線(太田・桐生線)
    の丸山の信号を左折(南下)、1キロ行かないうちに東今泉の信号を左折した田舎道を行きます。でも、316号線を20mほどの東側にあります。

     現在 傾いた柱を直す為、県の文化財の人が来て調べて行ったそうです。もっと観光地化されるといいなぁ~と思いました。
    皆さんにも もっと見ていただきたいです。