杢ケ橋関所跡 群馬県指定史跡(渋川市)

三国街道・杢ケ橋関所跡

杢ケ橋関所(もくがばしせきしょ)は、上州では「碓氷関所」に次いで重要なもので越後の村松・与板・長岡等の大名や、佐渡・新潟奉行らの往来があり、特に入鉄砲、出女を厳しく取り締まったといわれています。杢ケ橋関所跡は、吾妻川右岸に位置し、元和6年(1620年)に番所が置かれ、寛永20年(1643年)より三国街道の川の関所となりました。

杢ケ橋関所には初め安中藩が、次いで高崎藩が警固し、目付一人、与力二人が二ヶ月交代で派遣され、地元から長谷川氏、田中氏、砥柄氏の三人が定番として選ばれ世襲で勤務にあたったといいます。杢ケ橋関所は、関屋と定番役宅3軒、番屋小屋2軒が置かれ、現在の杢ケ橋関所跡には茅葺の役宅田中家が残っています。

観光地・施設情報

所在地群馬県渋川市南牧69
お問合せ先渋川市観光協会事務局(渋川市観光課内)
電話番号0279-22-2111
料金なし
時間日中に外観のみ
※住民の方のご迷惑にならない範囲で
定休日常時
駐車場なし
トイレなし
自販機なし
売店なし
その他

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