徳川氏が江戸に幕府を置いた時、現在の上野村、神流町(旧万場町、旧中里村)、および藤岡市鬼石町(旧三原村)の一部は幕府の天領となり、山中領として27代の代官が支配しました。山中領は、上山郷、中山郷、下山郷の三郷に分けられました。黒澤家は、三郷のうち上山郷の大総代を代々務めていた旧家です。
旧黒澤家住宅は、18世紀中頃の建築と考えられ、間口22m、奥行16mの総二階建て切妻造りで、座敷の数、3つある玄関と規模も大きく、当時の旧家の面影をよく残しています。
31畳の茶の間
31畳の茶の間は一部が吹き抜けとなっていてその広さに驚き、茶の間の奥にある大きく豪華な神棚に更に驚く。中段の間(手前)・上段の間(奥)
旧黒澤家住宅は、上段の間、中段の間、中の間、休憩の間が西側に配され、その4つの座敷から黒澤家の果たした役割の重要性をうかがい知れる。むらげんかん(中央)、奥に式台
旧黒澤家住宅は、大戸口、むらげんかん、式台と3つの玄関がある。一番奥には特別な客人を迎えるための玄関「式台」があり、「おしらす」と呼ぶ座敷が続いている。旧黒澤家住宅二階部分
旧黒澤家住宅の二階部分は仕切りのない広い板の間になっていて、かつては養蚕に使われていた。現在は展示コーナーとして民具などを展示。観光地・施設情報
所在地 | 群馬県多野郡上野村大字楢原200-9 |
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お問合せ先 | (社)上野村産業情報センター |
電話番号 | 0274-20-7070 |
料金 | 大人 300円/子ども 100円/小中学生 無料 20名以上の団体 大人 200円/子ども 80円 |
時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 毎週水曜日(祝日の場合翌日)、年末年始(12月28日~1月3日) |
駐車場 | あり。川を挟んで場所に |
トイレ | あり |
自販機 | なし |
売店 | なし |
その他 |